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○適材適所

適材適所といえば、その人の能力や適性を考慮して、その人にふさわしい役割や仕事につけることですが、適材の『材』は実は木材の材が語源です。
木材には様々な樹木がありその特性によって古くから建築現場にて使い分けがされていました。
例えば、屋根を支える棟木には、強度があり自然に曲がった『松』を
家の骨格をつくる柱や土台には、耐久性と殺菌性がある『桧』を
雨、風をしのぐ外壁、天井・床板には、断熱性や加工性の良い『杉』を

同じ木造住宅でも木の種類によって中身は全然違います。




○地産地消

日本の山は今荒れています。国産材が外国産材に価格面などに負けて林業者が伐採しても採算があわなく売れないからです。世界では環境破壊など森林の減少が問題となってる中、日本の森林資源は増加傾向にあります。

国産材を使うことで山を育て、林業を潤わせ、日本の国土(環境)を蘇らせてくれます。行政の支援で住宅建築に地元の木材を使うと補助金交付というのがあります。

私は一、日本人として『次の世代(子供たち)』のために木を使う。という人達が少しでも増えてもらったら願うばかりです。
また住宅の地産地消は日本の高温多湿の気候風土に適しているため、外国産材では耐久性に欠けるところがあります。

木の香る淡海の家推進事業:県産木材活用推進協議会
びわ湖材を使ってみませんか?:滋賀県
市内産木材の利用促進事業について:東近江市




○十人十色

テレビに『住人十色』という住宅を紹介する番組があり、好きでたまに見ていますが、本当に住む人のライフスタイルによって住宅建築は千差万別だと思います。
今使い勝手の良い間取りを重点におくのか?
老後のことの生活スタイルを考えるのか?
など住居プランのバリエーションは数えきれません。
しかし時間をかければ、きっとあなたにあった住空間が見つかると思います。
一生に一度の高い買い物ですので焦らず、じっくり考えていただければ幸いです。

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